投資信託
日本株の短期トレードからは一旦手を引こうと思う。
前から考えていたことだ。
理由は、①手間がかかる割に負けやすいことと、②本業を大事にしていこうと思ったからだ。
もともと遊びのつもりだったが、本業のほうで少し任されることが出てきたので良いタイミングだと思った。
また、遊びにしろ勝つためには、一旦落ち着いてもう少し勉強したいとも思った。
投資(と、投機)については、とりあえず、つみたてNISA、米国株、楽天ポイント投資(、企業型確定拠出年金)の3つ(4つ)でやっていく予定。
そこで、それぞれ投信についても改めて検討してみた。
ここからが本題なのである。
1. つみたてNISA
今まで(約1年間)、ニッセイ外国株式インデックスファンドを買付けていた。
理由は以下の通り。
・MSCIコクサイ・インデックス(日本を除く先進国株式)がベンチマーク
・信託報酬が安い
・5年以上の実績あり
・純資産総額1,000億以上
しかし今回、SBI・バンガード・S&P500インデックスファンドに変更。
理由は以下の通り。
・S&P500がベンチマーク
・信託報酬がさらに安い
まだ新しい投信なので実績の面では若干不安が残るが、全体的なバランスなどいろいろと考えた結果だ。
そして、積立額を今までより増額した。
2. 米国株
住信SBIネット銀行で外貨積立をして、そこからSBI証券でドル建てで(主に)個別株に投資する(短期〜中長期トレード=投機もするかもしれない)。
3. 楽天ポイント投資
これは思ったよりかは多く買付けている。
最低500円/月にしているが、不定期で貯まった通常ポイントを入れているので、1,000〜2,000円/月くらい。
買っているのはeMAXIS Slim米国株式(S&P500)。
楽天証券のS&P500の投信では信託報酬が最も安いから。
これは継続。
4. 企業型確定拠出年金
ラインナップが良くないのだが、MSCIコクサイ・インデックスがベンチマークの投信を100%に変更した。
信託報酬はぼったくりの1%超だ。
先進国株式の投信はこの1つだけで、S&P500とかはそもそも選択肢がない。
今までは外国REITと半々だったが、ちょっと良くないと思い始めた。
株式とREITの相関が高く分散として効果的ではないからというのと、よく知らないから。
今後、不動産やREITについては勉強するつもりだ。
以上である。
投信を微妙に変えてることに分散という意味はない。
結局、先進国株式またはS&P500の投信のうちそれぞれの証券会社で信託報酬が安いものを選んだことになる。
最後にMSCIコクサイ・インデックスとS&P500、すなわち先進国株式と米国株式に対する私の考えを述べておく。
つみたてNISAが利用可能な20年程度なら、先進国の中でも米国はまだ伸びると思っている。
人口は増加しているし、世界中(少なくともアジア圏)のエリートの多くは米国を目指すのだろう。
しかし、これがさらに続くのかどうかは私には分からない。
先進国の構成自体が大きく変わることはないだろうとは思うが、欧州が伸びるかもしれないという可能性も含めたい。
こういった理由から、つみたてNISAは米国株式に、企業型確定拠出年金は先進国株式に投資するという方針を立てたわけだ。