アマプラで「殿、利息でござる!」を観た
今日は休みを取ったので、午前中にAmazonプライムで「殿、利息でござる!」を観た。
百姓が利息を取られる側から取る側になるというストーリー。
実話に基づいているらしい。
メインキャストに阿部サダヲがいたのでコメディかと思いきやなかなかに良い話だった。
ネタバレは極力避けたいが、出入司という財政のトップである萱場のやり方がいちいち厳しかった。
その中で伏線になることもあり、きちんと回収されていたように思う。
私は別に伏線回収に厳しいわけではないが。
あとは、やっぱり親子なんだなあとわかる場面があるのだが、特に感動した。
山場を過ぎたらあとは後日談でクールダウンしておしまい。
思い返すとコメディ要素はどこにもなかったと言っても過言ではないだろう。
百姓たちのような一般人が、金を貸す側になるということはこういう事なんだと考えさせられる。
スケールの大小を問わずに現代に置き換えると、例えば定期預金や投資信託に似ていると思う。
少ないお金を工面して定期預金に入れる、投資信託を買付ける。
そして利息や配当をもらったり、再投資したりする。
まあ定期預金は利率がかなり低いが。
その一方で、ローンを組んだり、株などの信用取引、あるいはリボ払い、消費者金融まで、お金を借りる。
そうやってお金を貸したり借りたりするなかで、できるだけ貸す側にまわりたいものだと思った。